ごく普通のサラリーマンのS2000ライフ

10年振りにスポーツカーライフに復帰したごく普通のサラリーマンの話

S2000と言うクルマを選んで良かった理由

S2000を購入して1ヶ月。そしてまだ1,000km程度しか走っていないワタクシが語るのは畏れ多いですが、それでも乗ってみて選んで良かったと思える点を書いてゆきたいと思います。

このクルマを選んだ良かったと思う点を一つずつ纏めてゆきたいと思います。

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私の車歴について


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私自身の車歴はRPS13-180SXに始まり、レガシィGT-B、R33GT-R V-Specです。どれも素晴らしいクルマで今の私を育ててくれたクルマ達です。

この中で最も乗り込んだ一台は180SXです。これは幸運にも学生時代に購入した事もありとにかく色々な場面で乗りました。

写真が手元にないのが残念です。奇跡的に母親から送られてきたので貼っておきます。

逆にR33GT-Rは社会人になって少し落ち着いてから乗った事もありある意味落ち着いた乗り方をしました。

さて早速ですが下記からS2000を選んで良かった理由を思い付いた順にご紹介してゆきたいと思います。

電子デバイスの介入が無く運転操作にダイレクト感がある

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私のS2000は2000年式なので生産から23年経っております。

私の記憶ではその頃のクルマにはR33GT-RのアテーサETSや少し後にはなりますがランエボのアクティブ・ヨーコントロールシステム等に代表される電子デバイスを使って走行性能を向上させる施策がたくさん投入されていた時期に思えます。また現代のクルマにおいてはそろそろ電子デバイスで実現した安全機能がむしろ売りになっていると言えます。

しかしながらS2000にはそう言った電子デバイスを介入させる機能がほぼ無く(ABSはある)運転者の意思をダイレクトに反映出来る操作性を実現しております。早い話が運転していて楽しい!を実現していると思います。

FR特有の駆動と操舵が分離されている

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これも走っていて実感出来る楽しさの一つだと思います。ハンドルを切ると分かる「このクルマ!曲がる!」と言う感覚。

S2000に限らずFRのクルマに初めて乗ると感動するこの感覚ですがS2000は更に前後の50:50とクルマが理想とする重量配分となっており、持って生まれた運動性能が違います。それも他のFRから乗り換えてもきっと実感出来る違いだと言えます。

意外に燃費も良い

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燃費については1,000km走って1L辺り10km以上は走ります。(正確には10.58km)

これってスポーツカーではかなり良い方だと感じます。私が乗っていたクルマで言うと180SX(吸排気系チューンのみ) は高速を走ればこの値を超えますが下道では10km/Lには全く届かなかったと記憶しております。

またR33TG-R(こちらも吸排気系チューンのみ)は下道では6.5km/L、上でも9.5〜10km程度だったと思います。そう考えるとガソリン価格の高騰している今、お得にたくさん走る事の出来る一台であると言えます。とは言えハイオク指定なので燃料代はバカにならないのも事実です。

シフトのかっちり感

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細かい内容でごめんなさい。でもこれ凄く大切な感覚だと思います。とにかくシフトフィーリングが良いんです。ショートストロークのシフト、入れる時にかっちり感があってシフトが毎回気持ち良く感じます。

どこに入れてもカチカチしっかり入るので運転するのが楽しいです。20年経ったクルマなのに新車の如くスコスコ決まるシフトフィールは街乗りから峠まで全てのシーンを最高の思い出に変えてくれます。

オープンで乗ると知る開放感!

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多分、オープンカーの特権であって唯一無二の感覚!そう。オープンにすると全く別のクルマになります。

これはS2000だけで無く全てのオープンカーの感覚なのかも知れません。でも私はこの感覚をS2000が教えてくれました。風を切る感覚、リアルに感じる走ると言う感覚!これぞリアルスポーツカー!と感じざるを得ません。以前乗っていたNS400R(バイク)で走る風を受け止めて走るあの感覚を思い出しました。

最終的にハードトップが欲しいなぁと思うこともありますが今はしばらくオープンで乗り続けたいです。

夏は暑くて堪りませんが…冬に期待します。

実は低速のトルクもしっかりある

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良く聞くS2000のそれもAP1の2,000ccの排気量による低速トルクの低さですが私はあまり気になりません。それどころか発進時にクラッチを繋げた時もグイグイと前に引っ張ってくれる感覚は非常に力強いものを感じます。

ただし!クーラーがONの時はその限りではありません。AP2はもっと低速が強いみたいですのでそちらもいつか体験してみたいと思います。

意外にも古臭く感じない

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何度も書きますが既に20年前のクルマです。それでもインテリア全般に見える風景は古臭さを感じさせません。そもそも非常にシンプルなメーター周りで無駄がありません。なので飽きない作りになっていることは確か。

いわゆるタコメーターが無く?レブはデジタル表示になっております。それについては好き嫌いが分かれそうですが見やすいことは確かです。

ただ問題点もあります。その点については下記に問題点としてまとめます。

ちょっとした問題点について

S2000を乗る上で少しだけ我慢しなければならない事もあります。不満と言うところまではいきませんが少しだけS2000に合わせてあげる必要がある点があります。

ドリンクホルダーが無い&付けることが出来ない

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正確にはドリンクを入れる場所はありますが、使い難いです。

また取り付けられる場所もありますがハンドルを切る時に少し邪魔になります。その点も踏まえて良いものを探す必要があります。

2DINナビが簡単には搭載出来ない

これは大問題です。まず2DINのナビを取り付ける場合はダッシュボードを交換する必要があります。また交換しても…そもそもその2DINの取り付け位置に奥行きが無く取り付けられるナビユニットが限られてしまいます。

私も今後、ナビが欲しいと思っているのでもし交換した場合はこのブログでご報告させていただきます。

乗り降りが割と大変

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これ最大の問題かも知れません。私のS2000にはフルバケが搭載されております。また妻のポジションに合わせて前に出していることもあり、乗り降りが非常に大変です。

乗ってしまえば運転位置もバッチリ決まり長時間の運転も楽にこなせるのですがとにかく乗ること、そして何より降りるのが大変です。

まとめ

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つらつらと書いてしまいましたが本当に買って良かったと思えてなりません。

ただ一つだけ上記しなかったクルマを降りてからも続く大きな問題がございます。

それは…このクルマに乗ってしまうとどんどん乗り物に興味が湧いてきてしまいバイクやその他のクルマも欲しくなってしまう大変な病気?が発病してしまうことです。また私の友人の若者達がクルマに乗るとロードバイク等の身体を使って走らせる趣味から離脱しがちだともお聞きします。その意味、大変良く分かります。S2000に限らずエンジン付きの何かには魅力と言うか魔力があってそれに一直線になりがちです。時間もお金も全て注ぎ込んでしまいたくなる気持ちになるものです。私自身一応、良い大人なので理性的な顔を表面上はしておりますがいつあちら側に引き込まれてもおかしく無い状況です。それだけS2000には大きな魅力があると確信しております。

ま、少し気持ちを落ち着けるべくまずはS2000を乗り込んで行こうと思います!

いつも最後までお読み頂きありがとうございます♪