ごく普通のサラリーマンのS2000ライフ

10年振りにスポーツカーライフに復帰したごく普通のサラリーマンの話

S2000にODB2ドングルをバッテリーを無駄に消費せずに接続する方法

この記事はS2000に限らず他のクルマでも同じ方法を取ることで待機時にバッテリーを無駄に消費せずにODB2コネクタで接続するデバイスを使うことが出来ます。

月並みではありますが実施される場合は全て自己責任お願い致します。当たり前ではありますが私は責任取れません。

 

前回の記事でもお話しましたがODB2ドングルを接続するとバッテリーの電源を消費してしまうので少しコネクタを改造することを考えておりました。

yonpei-s2000.hatenadiary.jp

今回、コネクタの改造と取り付けをロードバイクの休養日を使って実施したので記事に残しておきたいと思います。

また、今回オーディオについても取り外しが出来たので今後自分で交換も視野に入れて1DINのオーディオを選んでいきたいと思います。

 

コネクタの改造の前に

この改造、基本的に毎日S2000に乗る方にはもしかすると必要の無い改造かもしれません。なぜならこのOBD2ドングルの消費電力は推測ですが数mA/h程度です。この程度の消費電力なら毎日S2000に乗れば十分に充電出来てしまうと思います。

ただ私は1週間に一度程度の走行しかしないことを考えるとやや心配であり、この改造に至りました。また、今後の計画としてこのコネクタに接続するタイプのマルチメーターを購入した際にその消費電力が気になることもあり今のうちに改造しておこうと言うのが今回の趣旨です。

 

コネクタの改造

先ほども書きましたが今後、このODB2コネクタに他の機器も接続する可能性がありますのでその構造体を壊す事なく純正然とした見た目の改造をすることを目指します。

なのでどこかを切ったり貼ったりするような改造は避けたいと思います。

と言うことで前回の記事の通り、新規のコネクタを改造してゆきたいと思います。

いきなりですが改造と言うか電源をアクセサリ電源に接続するために紫のケーブルだけ取り出します。あとは全部半田付けします。

そしてこれを…こうじゃ!

いきなり完成図ですがこのようにオーディオコネクタから出したアクセサリ電源とODB2の電源を繋ぎます。これ気にならなかった場合に後から簡単に外せるようにしております。

 

取り付けについて

まずはオーディオを外します。簡単に言いますが、爪の位置が分かっていないと分かり難いですよね。この手の作業って。

私なりの理解ですが、まず必要な工具としてマイナスドライバか内張外しを用意します。それを使ってパネルを抉ります。

参考までにパネルの爪の位置を写真で紹介します。ここです。はっきり言ってゆっくりこじれば誰でも外せます。

出てきた配線がこちら。この青いコネクタを外して先ほどのコネクタを噛ませます。

と言いたいところですが、外してみて分かったのですがこのコネクタ…既にアクセサリ電源が出ております。今回は用意したコネクタが無駄になりますがこちらからアクセサリ電源を取ることにしました。

 

取り付け完了と設定

オーディオを戻してコネクタにドングルを付けた最終形態がこちら。

改造のお陰でODB2コネクタがかなり扱いやすい場所になりました。写真撮影の為にこのような位置にしておりますが通常時はドングルごとネットの中に入れております。

多少?距離が離れますがそれでも通信的には全く問題はありません。

 

スマートフォンと接続

スマホで使うアプリや詳しい接続方法は割愛致します。私が今使っているアプリはCar scannerと言うフリーソフトです。課金すれば広告が消せたりする様ですがまだダウンロードしたままで使っております。

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設定的にはさほど面倒は無く、車種の設定をすれば基本的な機能は使える模様です。ただ燃費などは色々やることがある模様で私としてはまだ手を付けていないのでその辺りは分かりません。

ちなみにどんな画面が出てくるのか?と言うとこんな感じです。

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個人的には吸気温度と水温に興味があったのでそちらをメインで表示しておりますが、その辺は簡単に変更可能です。

最後に使い方の一つとしてロギングしたデータをグラフ表示させることが出来ます。これ結構クルマの状態を知らないままで走って居たことが良く分かりますね。

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暖気をしたと思っていたけど、実際の水温は上がりきっておらず走り出しから急激に上がっております。

また高速道路走行中は比較的安定している吸気温度も車庫入れ時にアイドリングさせているだけですと急激に上がっております。水温も同じです。

あまり神経質にはなりたく無いもののグラフにして見れると気を付けたいことはいくつか頭に浮かんで来ました。フリーのアプリでここまで出来るのは本当にありがたいです。

 

まとめ

今回の改造は気に入らなければ即、純正状態に戻せることがコンセプトでした。

取り付けより、ハンダ付けの方がちょっと敷居は高いですが丁寧にやれば問題無くこなせます。

ちなみに必要な部品は全てAmazon等の通販で購入出来ました。

今後は初めの方にも書きましたがオーディオの入れ替えとこのコネクタを使ったマルチメーターディスプレイの導入を検討して行きたいと思います。また更新あればここでご報告させて頂きます。

いつも最後までお読み頂きありがとうございます♪