私のS2000にはOHLINSネジ式車高・全長調整式のショックアブソーバーが装着されております。
モデル名はOHLINS DFV Type HALと言うそうですが、詳しくは下記をご確認ください。
基本的に納車から何もいじっていなかったのですが、ひょんなことから減衰力の調整をしてみようと思い例のネジを回してみました。
上記のページにもありますが20段階の調整幅があるそうです。ダイアルを右に回す減衰力が高まり(固くなる)、左に回すととが触ってみると減衰力が弱まり(柔らかくなる)ます。
私のS2000の最初のセッティングは…なんと最弱(一番柔らかい設定)になっておりました。前のオーナーさんの設定です。何からしらの理由があってのことだと思うのですが詳しくは分かりません。
私自身も乗っていてもコレと言って不満を感じることは無かったのですがOHLINSが推奨する初期値と言うものが気になり出しました。
まず初期値に戻ししばらくはその設定で乗ってみたいと考えました。
減衰力調整ダイアルにアクセスする
フロントは非常に簡単でボンネットを開けてショックアブソーバが取り付けてあるアッパーマウントの上にあるダイヤルで調整します。
はっきり言って楽です。一発です。いつでもクルマを止めれば簡単に調整が可能です。
問題はリアです。リアはトランクルームの奥深くに隠れたダイアルを捻る必要がありダイアルに到達するまでが至難の業です。
まずトランクを開けて中の内張を外します。
右側はテンパータイヤ(スペアタイヤ)を取り外す必要があります。
外した上で手を突っ込んでダイアルを探るとタイヤを外した奥にありました。
左側は右と違い、内張を外すだけで即アクセスできます。慣れてくれば内張を全部外さなくても感覚でアクセス出来るようになりますね。
ダイアルを回す
上記したように最弱の設定、つまり時計回りと反対方向に全開になっていたので一旦、時計回りに締め込みます。
そこから7つカチカチと反時計回りに回します。これで初期値に戻す事が出来ました。
乗り味は?
正直に言って街乗りでは少し硬くなったかな?程度で段差を乗り越える時の底上げ等にも変化は感じられませんでした。
ただ高速を走っている時の安定感は少しだけ感じることができました。また以前感じていたハンドルのより戻し?みたいな感覚もほぼ無くなったので効果はあるのかな?と思います。
ちなみに妻は全く変化に気付かない模様です。それくらい街乗りでは小さな変化なのかも知れません。
とりあえず、この設定でしばらく乗って行きたいと思います。
まとめ
必要に応じて設定を変えるものなのかもしれませんが…如何せんダイアルまでのアクセスが悪過ぎて当面変更する着替えて起きません。
天下のオーリンズさんが設定した初期値でしばらくは乗り込んでみたいと思います。
それでは〜